もう会うことはないかもしれないけれど。

きみに読んでもらいたいお話

泣いたChristmas

見栄はったChristmas泣いたChristmas
彼氏いないのに彼氏がいると周囲に思われたくクリスマスはバイトのシフトあえて外した。そしてクリスマス当日は単発バイトを入れた。

DoCoMoショップのティッシュ配りと思っていたのに当日現地で、はい、とマイクを渡され携帯の宣伝をするよう言われた。外は立ってるだけで鼻水が出るほど寒く、クリスマス人通りがマジでない通りで一人マイクを片手にカタログを盗み見しながら宣伝し、なんか涙がでた。自分何やってんだろうって。


家に帰ったらお父さんとお母さんがわたしの帰りを待ってた。お母さんがクリスマスだからみんなで食べよう、とチョコレートケーキ用意していたのだ。ストーブのついたあったかい部屋でお父さんとお母さんと食べるケーキは涙の味がした。見栄なんて張るもんじゃないね。



のち大学の英語の授業の課題でこの出来事をレポートにして提出したところ、先生のツボに入ったようでクラスで発表された。ほんとに見栄なんて張るものじゃない。